よりPCと仲良くなるために
ゆかり( @eucalyn_ )です。 この記事は自作キーボード Advent Calendar 2018 #1 の19日目の記事です。
僕はキーボードが大好きです。 それと同じかそれ以上にコンピュータが大好きです。
コンピュータは自分の作りたいものを具現化してくれる最高のパートナーです。 自分の知らないことでも、パソコンがあれば知ることができる。 彫刻はできないけど、パソコンがあれば3Dモデルを作って出力できる。 絵はあまり描けないけど、パソコンがあれば何度でも修正しながら絵が描ける。 フレームを一枚一枚描かなくても、パソコンがあれば動画が作れる。
PCは僕の最高のパートナーであり、自分の能力を拡張してくれるツールなのです。
そんなPCと仲良くなりたいという記事を去年のアドベントカレンダーで書きました。
あれから1年、今考えていることを書きたいと思います。
机を作った
いきなり自作キーボードの話ではないですが5月頃、机を設計して作りました。
去年の記事で書いた通り、左右分離キーボードを使うことで少し人の身体に優しくなります。
でも実は普通の机だとこうなります。
そこでより良さそうな姿勢のために机を作りました。 横から見るとこんな感じです。
この机を使えば後傾姿勢でいい感じになります。
ちょうど先日、介護ベッドを使った環境についての記事を見つけました。
この環境はPCとの親和性を上げるのに最適な解の一つだと思い感動しましたが、導入するといつの間にかベッドと一体化しそうなので勇気がいりますね。
キーボードももっと負担かけない形に
そして今Lime40という新しいキーボードを設計しています。 これはより腕への負担を小さくしたキーボードです。
上のページを「内転」で検索すると腕の動きについての考察が書いてあります。 (しかしここで「内転」と書かれているのは多分間違い。実際は「回内」という腕の動きなのでここでは「回内」とします。)
腕の回内とは腕を回転軸に親指を下げるような動きのことです。
腕を自然に机に置いた場合、小指の方が下がり親指側が持ち上がると思います。 これを平面キーボードを打つように平べったく回転させる運動を腕の回内運動と言います。
より自然な角度でキーボードを使うにはキーボードを外側に傾けるのが効果的です。
しかし平面キーボードに傾きをつけるのではなく、立体キーボードで人体に最適な配列を探るというのがLime40のテーマです。
ここまでに10回試行錯誤してキー配置を固めてきました。 親指キーの高さを下げたり、列ごとに傾きをつけたりと工夫しています。
究極に腕に負担のかけないキーボード、Lime40をお楽しみに!!
この記事は Zealiosお姉ちゃんとわいわい青軸ガールペアによるHelixで書きました。